カブトムシ柄
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2012年6月23日(土)、柄屋軽井沢駅前店、本日のおすすめ布地は、イチゴ柄55×50センチ250円
軽井沢は県外ナンバーの車がわんさか!みなさん、遊びにいらっしゃいましたね〜。バラも咲き始めたし暑くも寒くもなくいい季節です。空気がきれいなので日焼けしやすいです。あと、刺す虫がいるので、日焼け対策と虫除け、この二つはお忘れなく〜!特に虫除けは重要!目に見えないぐらい小さい虫とか、刺された時は何も感じなくて、あとから腫れたりかゆかったり、あとが夏中残ります。ちょっと写真を撮ろうと立ち止まったらやられますから、特に森に入る人は帽子にかぶせて顔をガードする網がホームセンターにうってるのでご利用ください。
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先日のローマでの珍ホテル体験話で、もひとつ思い出した話。
貧乏な一人旅でイギリスに行ってみた時のことです。お金はないけど、時間だけはたっぷりあったので、またもや宿も決めずにフラりとロンドンへ。なんとなーくビクトリアステーションから、住宅街をぶらぶら歩いていたら、小さい真っ白ないかにもイギリスらしい建物にB&Bの看板発見。中に入ると普通の家で玄関に小さいデスクがあるだけの民宿でした。三階建てで全部で5部屋ぐらいです。オーナーさんから雇われているというインド系のおじさんが対応してくれました(基本毎日玄関のデスクにいます。家族で一階の部屋に住んでいます)。10日間泊まると言ったら安くしてくれました。一泊数千円ぐらいか、ユースホステルよりお得だったような気がします。私の部屋は二階の個室。狭いけど真っ白でカーテンが派手な感じです。電話もテレビもありませんが、すごく気に入りました。なぜか壁にスチールのハシゴが立てかけてあります。風呂トイレは共同です。朝食がついていて、日数分のチケットをくれました。部屋で荷物を整理していると、インド系おじさんがきて、テレビを見たいか?ときいてきました。見たいと言ったら手伝えって言うのでついて行ったら、別の部屋へ行きました。誰もいませんでしたが、いかにも宿泊客がいそうな雰囲気で、私物が散らかっています。おじさんはその部屋のテレビを外すと私の部屋に運びました。その部屋の人が戻ってきたらテレビがなくなってて悪いな、と思いましたが、よくわからないのでありがたくテレビを見ることにしました。
翌朝、朝食を食べに一階へ行きましたが、食堂がありません。玄関のデスクにいたインド系のおじさんにきいたら、右へ曲がってまっすぐ行ったら階段を下に行け、との事。玄関には右へ曲がる廊下なんかありません。わけわからん!何度も食堂はどこ?と質問してしまいました。何度きいても返事は同じ。ついにイライラしたおじさんがドアをあけて出ていけ!なんて言うから、もう!なんだよ!って、私も悪態つきつつ、騙されたと思ってとりあえず玄関のドアをあけてみました。何かヒントがあるのかと思ったけど、そこは普通に外。しかも真冬。小雪もちらついてて、道路には出勤する人たちが駅にむかってザクザク歩いています。いかにも部屋着で朝食チケットを一枚持って町にたたずんでる場違いな私。しかも足元は季節はずれも甚だしいサンダルです。ブーツをはいてきたので、室内用に持ってきたのです。しかし、ここで戻ったら私の負け…。まっさかねーなんて、右に曲がってまっすぐ行ってみました。ワンブロック端から端までたっぷり歩いて、なんなんだ!と怒りそうになった時、謎の階段がありました。階段の下には地下室のドアがひとつ。まさかと思って降りてみると小さなプレートに小さな字でブレックファーストと書いてあります。そーっとドアをあけたら、そこはサラリーマンやら旅行者風の人たちがぎっしりいてみんな朝食を食べていました。びっくりして立っていたら、エプロン姿のおばさんに持っていた朝食チケットを奪われ、タマゴはどうする?とせっかちにきかれました。サ、サニーサイドアップ…と必死に答え、空いてる席に座りました。しばらくすると目玉焼きとカリカリベーコン、豆の煮込み、トーストが運ばれてきました。あとはコーヒーか紅茶を選んで朝食終了。すごく活気があって次から次へと人がやってきてみんな同じメニューです。よくわかりませんが、朝食屋さんなのかもしれません。私の宿にはこんなにたくさんの客はいません。それにしても、宿から遠くて寒い。翌日からしっかり着替えてコートとブーツで食べに行きました。毎朝同じメニューなので、飽きましたが…。
数日間は何事もなく、過ぎました。部屋にハシゴがあることだけは謎のままです。たまにのぼってみたりしたけど、何の意味もなくただ天井に頭をぶつけるだけです。ところが、ある晩、寝ていたら突然ドアがあいてあのインド系おじさんがずかずか入ってきました。びっくりして起き上がろうとしたら、気にしないでそのままでいいって言うので、布団の中から見ていたら、ハシゴを担いで普通に出ていきました。ただ置いてあっただけか!なんだよー!
そして別の日には…。夕方、宿に帰ってきたら、いつものインド系おじさんが私に今日新しい客が来たんだよって言うので、へーよかったね。って適当に返事して部屋に行ったら…テレビがありませんでしたー。そういうことか。ぎゃっふん!そんな感じで何日か過ぎ、ある日、ロンドンの友人と飲み明かして朝帰りしました。玄関のドアをあけたらインド系のおじさんがすごいこわい顔で立っていました。どうやら心配していたらしく、外泊するなら電話をする必要があっただろ!とめちゃくちゃ怒られました。お父さんか!!いつもは無関心なのに、ホントはいい人みたいです。なんか勝手に部屋に入ってきたり、わけがわからないシステムの宿だったけど、憎めない10日間でした。
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夜中に突然目が覚めて、急に思い出したちょっと怖かった?長い話…
以前、ヨーロッパ貧乏一人旅をした時の事です。パリから寝台列車に乗り、朝9時ぐらいにローマの中心にあるローマテルミニ駅に到着しました。初めてのローマっていうか、初めてのイタリアなのに、宿を決めていませんでした。女子だけど我ながら楽観的すぎというか、今考えればアホ。安宿を探して町中をフラフラ歩いていたら、古くてボロボロのビルの中にある安宿の看板を発見!古いマフィアの映画に出てきそうな手でドアを閉めるアンティークなエレベーターで宿のある上の階へ。そこは広めのマンションを改築した風呂トイレ共同、全部で5部屋ぐらいの小さな宿でした。オーナーは、同じフロアの別の部屋に住んでいます。値段は忘れましたが、素泊まりで数千円。ローマの中心地でその価格なら貧乏旅行には大感謝祭だったと思います。確かペンシオーネと呼ばれるタイプの安宿です。また私に与えられた部屋がいい!古くて小さくてベッドがポツンとあるだけ、シンプルでアンティークな感じがすごく気に入りました。無口だけど、人が良さそうなおじさんオーナーから鍵を受け取って部屋で着替えてひと休み。まだお昼前だったので、観光でもしようかと思い、部屋を出ようとしたその時、事件は起きました。ドアがあきません。どうやってもあきません!何をしてもダメ。部屋には電話もないし、もちろん携帯電話も持ってませんでした。ドアを叩いて叫んでみたけど、シーン。無反応。他に客はいないみたいだったし、いたとしてもみんな出掛けてる時間。しかもオーナーは別の部屋で、私の声が聞こえるわけがありません。あーこのままここで監禁されたまま誰にも気付かれずにのたれ死ぬのかなあとかなり悲観的な気持ちで途方に暮れていました。しばらくして、どこからか、かすかに掃除機の音が聞こえてきました。窓をあけて、掃除機の音がする方向に大声で何度もヘルプミー!と叫び続けました。すると、この宿の掃除をしていたおばさんが気がついて窓から顔を出しました。しかし、私が知っているイタリア語はボンジョルノ(こんにちわ)とグラーチェ(ありがとう)だけ。片言の英語で説明したけど、相手は英語がわからずイタリア語でなんちゃら叫んでいます。そのうち、おばさんは何か私が助けを求めている事がわかったらしく、私の部屋のドアを外から開けようとしてくれました。でも、ドアはあきませんでした。今度は隣の部屋の窓からおばさんが顔を出してなにやらジェスチャーで伝えてきました。鍵を回す身ぶり…鍵?鍵を取ってきて窓から、これ?と言って鍵を見せたら、おばさんがうなづいています。次に指一本。1?って、鍵が一個。はぁ。おばさんが、自分と鍵を交互に指をさして、鍵をあけるジェスチャー。鍵が、一個、私、あける。なるほどー、一個しかない鍵で外からあけるって事か〜でも、隣の窓へは手が届きません。どうやって鍵をおばさんに渡したらいいのか…。するとおばさんが、自信たっぷりな顔をして、柄の長いホウキを差し出してきました。ホウキに鍵をのせろと言ってるみたい。しかし、そこはビルのかなり上の階。下はビルの谷間で暗くてゴチャゴチャした奈落の底。落としたら絶対なくしそう。でも、おばさんは大丈夫!とさらに自信たっぷりな顔。あーこれがラテンなのねぇ。よくわかった。一瞬迷ったけど、私には選択の余地はありません。郷に入れば郷に従え!ホウキに鍵を乗せちゃたー!おばさんは鍵を落とさないように慎重にゆっくりホウキをたぐりよせていきます。私の運命はおばさんのホウキにかかっています。お願い!がんばって!息もできないぐらいの緊張感。時間が止まったのかと思うぐらいゆっくりです。ホウキも揺れています。これ以上耐えられない!もうダメ!危ない!っていうその時、おばさんはがっちりと鍵を掴み取りました。私とおばさん、アイコンタクトでなんかいろんな気持ちが伝わった瞬間です。言葉が通じなくてもわかりあえるって素敵!るるる〜♪
すっかり助かった気分で、おばさんが部屋の外から鍵を回す音を聞いていました。ドアは…あきませんでした。おばさんはオーナーのおじさんを連れてきたみたいで、ガチャガチャいろんな音がしていました。私は部屋を替えるはずだと思い、身の回りの荷物を全て鞄に入れてベッドに座って待っていました。鍵が壊れたのなら、鍵屋さんを呼ぶのかな?時間かかりそうだなと覚悟もしつつ…。すると、ドアが壁からボコッと外れました。工具を持ったオーナーがニコニコ顔で現れました。あーでたラテン。ドアごと外すか!びっくりしたけど、助かった〜。で、オーナーはチェンジと私に言いました。はいはい、別の部屋にチェンジねーと鞄を持ったら違うっていうジェスチャーと大量のイタリア語。無口だと思ったオーナーは、無口じゃなくて英語はほとんど話せないようでした。何をチェンジせよ!って言ってるのか何度尋ねてもわかりません。なんだかわからなくなって眺めていたら、オーナーはドアから鍵の部分を外して、別の新品な鍵セットをガチャっとドアに取り付け、ドアを元の壁に固定しました。 あっという間に作業を終え、新しい鍵を私にくれました。チェンジとは、鍵をチェンジするっていう意味でした。
そうして、意外な顛末にあっけにとられた一日のスタートでしたが、出かける事にしました。ローマ市内をうろうろしていたら、日本人の同世代の女子に声をかけられました。同じく旅行中だという彼女は私に頼みがあるというので、話をきいてみたら、骸骨寺に行ってみたいけど一人じゃ怖いから一緒に来て欲しいということでした。特に断る理由もなくラテンな気持ちで安請け合いしました。しかし、骸骨寺とは人骨でできた寺だったのです!これでもか、という大量のミイラと人骨。いやはや、朝のホウキ並みにドキドキでした。骸骨寺に誘ってくれた方と食事をして別れ、夜、宿へと戻りました。夜中にトイレに行きたくなりました。宿は薄暗くて古さや静けさが一層強調されています。昼間のミイラや骸骨を思い出して怖くなりました。こわごわ廊下に出てトイレに行くと、なんとトイレのドアがあきません。またしてもー。今朝の悪夢が脳裏によみがえります。思いっきりドアノブをガチャガチャ回そうとしたら、中から男性の悲痛な叫び声が聞こえてきました。他の宿泊客が使用中だったのです。すいませーんて部屋へすっ飛んで帰りました。あはは。そういうこともたまにはありますよねー。
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口内炎持ちのうちのネコ。毎年春から初夏に悪化して獣医さん通いです。数日前にも注射を打ってもらったばかり。今回は飲み薬が処方されず、どうなるかと思ったら調子はいまいち。昨日薬だけもらってきて飲み始めたら急に元気が出てきました。余計なことばかりするようになると元気が出てきた証拠。早速雑誌を読んでいたらわざと乗っかってきました。どかすと怒るので、そのまま読書続行。余計な行動は他にもあって、夜寝ているとわざと起こすのが一番余計…ほんと起こし方が嫌。鼻の穴や口に指をつっこむ、まぶたを爪でひっかけて無理矢理目をこじ開ける、髪の毛や布団を顔によせて窒息させる、頬っぺたに流血するほどの切り傷をつける…などなど。昼間は肩に乗っかってねたふりしたり、他のネコを追い回したり…。元気なのはいいけど、ちょっと元気すぎてこまっちゃう。
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